フラフラ歩いてると
「ちょっと話さない？」
「君と友だちになりたい」
「ご飯一緒にどう？」
ってなことをよく言われます。
ムズングだから？
女だから？
お金目的？
と余計なことを考えてしまい、毎回適当に笑って誤魔化します。
現地に入り込みたいと思っているものの、どこか守りに入ってる自分。
肌の色や性別で判断されたくないと思いつつ、そこに一番固執しているのは私なのかもしれません。
ただ、どんな人間であれ、そうした見た目を完全に無視することは不可能です。
ここでは肌の色や、女であることが一定のリスクを伴うことも事実です。単純に目立つからっていうのもあると思いますが。
そんなことを考えていると、どこまで踏み込むべきなのかよく分からなくなります。
距離の取り方ってほんと難しいです。
イースター休暇でナイロビから帰省していたおじさま方と昼から飲んでました。
おじさんってどこの国も一緒なんですね。若い子が好きでボディータッチやたら多い。
まあ全部奢ってくれたので許しますが。
途中、結婚の話になったので、こっちの結婚文化について色々聞いてみました。
こっちは結婚する前に、男性が女性側の家庭にdowry(結婚持参金)を支払う文化があります。インドとかでは女性が男性に払うので、完全に逆ですね。
ダウリーはお金でなくても家畜とかでもいいそうです。
そして一番驚いたのが、旦那が死んだら旦那の兄弟と再婚しなきゃいけないこと！！
「女性にも再婚相手を選ぶ権利がある」って主張したら「選べるよ、兄弟の中から」って言われました（笑）
兄弟内なら選べるんですね（笑）
ここで結婚する時は、兄弟もきちんと見定めないと。
あとよくケニアは一夫多妻制と言われますが、カレンジンとかマサイとか一部の民族だけみたいです。ここは違うみたい。
なんか結婚ひとつにしても日本と全く文化が違くて、面白かったです。
でもやっぱ結婚は日本がいいな〜。
一日目から水道壊れてて水が出ないことが分かり、くそ萎えました。
ホテルのお兄ちゃんにシャワーしたいって言ったら、でっかい水の入ったタンクを持ってきてくれました。
でもこれ持ち上げられないのにどうやってシャワーすんだろ？と思いつつ...裸になっちゃったので（笑）
足に挟んで傾けてみたり、トイレの段差を使ってみたり、色々試してみたんですけど、裸で試行錯誤してる自分が滑稽すぎて笑えました（笑）手つったし（笑）
誰かに見られてたら本当死にたい。
でもちゃんと頭も体も洗えたので良かったです。
今日は、昨日の長旅を気遣ってくれてオフィスには来なくていいよって言われました。ナンバレタウンと、できたらブシアにも行ってみようかなと思います。
長期滞在になるので、他のホテルも色々見てみます。
水が出るところに住みたい！！
